住まいづくり情報ガイドブック
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第9章 住まいのお手入れ  1031-11-21-31-42-12-22-32-42-52-62-73-13-23-34-14-24-35-15-25-35-45-55-65-76-16-27-18-19-19-29-310  最近では化粧合板などによる目透し天井が多く用いられています。天井用の化粧合板などは耐水性のものでないことが多いため、水拭きを避け、ふだんから汚さないよう心掛けましょう。はたきや羽根ぼうきなどでこまめに掃除しましょう。  クロス、ビニルクロスまたは化粧合板などの仕上げについては、それぞれ「壁(クロス、ビニルクロス貼り壁)」または「壁(板張り壁・化粧合板張り壁)」を参照ください。4.白木の表し部分 白木は木材で塗料を塗っていない部分です。白木の柱や鴨居、敷居、建具などのお手入れは、乾拭きだけとして水分が付着しないように注意しましょう。 手垢など汚れがひどい部分は、白木漂白剤を使って軽く拭き、あとでお湯拭きをし漂白剤が残らないようよく拭き取ってください。また、白木用ワックスを塗っておくと汚れが防げます。ただし、塗り過ぎはかえって汚れを引き起こしますので注意しましょう。5.天  井 天井は、部屋の暖まった空気が上昇する際にほこりやすすを運び付着させるため、汚れやすい箇所です。また、くもの巣やはえなどにより、汚れがこびりつくこともありますので注意しましょう。 また、天井のしみは雨漏りの疑いがあります。さらに、天井裏の点検をすることが必要です。ア)和室の天井イ)洋室の天井

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