住まいづくり情報ガイドブック
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020  第2章 住宅建築工事を発注する1-11-21-31-42-12-22-32-42-52-62-73-13-23-34-14-24-35-15-25-35-45-55-65-76-16-27-18-19-19-29-310 建築主の方が独力で設計を行うのは非常に難しいことだと思います。そのため、建築主に代わってこれらを行うのが、設計者の仕事です。 設計者は、建築主から住宅の設計依頼を受けますと、建築主と打ち合わせしながら、ライフスタイルや好み、地域の気象条件や敷地形状、そして予算等の諸条件を整理して、建築主の希望にかなった住まいの設計図面を作成します。 ポイント「基本設計」だけで工事に着手する場合もありますが、この場合は設計料が安く済む反面、住まいの詳細な部分が不明確なままですので、工事の進捗に伴い自分のイメージと実際の現場がだんだん食い違ってきて、完成間際になって変更工事により余計な工事費をかけてしまったり、工事施工者とのトラブルが生じたりすることがあります。1.基本設計 一般的に住まいのイメージや機能を明らかにする設計2.実施設計 工事施工者に基本設計に基づいた建築工事をしてもらうための設計1.設計図書の作成のみを依頼する方法 設計者は、設計図書の作成のみを行います。2.設計及び工事監理も併せて依頼する方法 設計者は、設計図書の作成と、現場での工事監理を行います。1)設計業務の概要 設計は次のとおり大別されます。2)設計者に依頼すること 設計者に業務を依頼する方法として、次の方法があります。2-4設計

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