住まいづくり情報ガイドブック
27/162

直接工事費工事費の区分仮設工事基礎工事木工事屋根・板金工事タイル・左官工事建具工事塗装工事内装工事外装工事雑工事設備工事諸 経 費第2章 住宅建築工事を発注する  023足場、工事用の電気・水道料、建物の位置出し工事等基礎部分の根切、砕石などの土工事と仮枠やコンクリート打設等木材を使用する工事の材料費及び労務費屋根ふき、軒、雨樋等浴室や玄関等のタイル工事と内壁や外壁のモルタル工事等出入り口の戸、障子、襖、サッシ等外壁、屋根、木部などの塗装工事等内装の壁紙やクロス貼り、畳や床フローリング工事等外壁等のサイディング工事等造りつけの家具、戸棚等の細々した工事等電気、ガス、給排水、衛生器具等運搬費、現場管理費等※このほか、工事区分としては門塀等の外構工事があります。内        容1-11-21-31-42-12-22-32-42-52-62-73-13-23-34-14-24-35-15-25-35-45-55-65-76-16-27-18-19-19-29-310 施工業者を決めるときは、工事金額のほか、工事費の支払方法、工事期間、工事の内容などを明確に決め、請負契約を結ぶことが最も重要なことになります。単価、金額が明示されたもので、この総合計金額が見積金額となります。⃝見積書の様式は、必ずしも一定でなく、工事施工業者によって多少の違いがありますので、設計書及び仕様書に示されている工事や機器等がすべて含まれているかどうか(特に、設備機器類については、メーカー名、製品名及び番号等の記入があること)など、内容を十分チェックしてください。⃝一般的な見積書の内容は、次のようなものです。1.人の評判をきく 最近建築された家を何軒か見てまわり、建築主や近所の評判をきいて、判断の材料とすることもよいでしょう。2.建築技能士等の資格の有無 木造住宅を新築するのであれば、工事施工業者である大工さんの腕前も非常に重要なポイントになります。この判断は一般の方には1)見積書の見方⃝工事見積書は設計書及び仕様書をもとにして、各工事の区分ごとに、材料、規格、寸法、単位、数量、2)工事施工業者の選定のポイント 工事施工業者といっても、大きな会社組織になっているハウスメーカーから、個人営業の大工・工務店までかなりの数にのぼります。 そこで、工事施工業者を選ぶ際のいくつかのポイントを次にあげてみましたので、参考にしてください。2-5工事施工業者の選び方

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る