住まいづくり情報ガイドブック
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074  第7章 防 災URL:https://www.kenchiku-bosai.or.jp/taishin_portal/daredemo_sp/1)木造住宅の耐震診断 東日本大震災や阪神淡路大震災など過去の大地震において、倒壊した建物の多くは昭和56年5月以前の基準、いわゆる旧耐震基準による建物であることがわかっています。 あなたの家は地震に強い家ですか?建物の耐震化の第1歩は「耐震診断」です。耐震診断を実施して、地震に対しての安全性や耐震改修の必要性を確認しましょう。 県及び市町村では、住宅の耐震化を促進するため、安心して相談できる技術者の養成や住宅の耐震診断に関する補助を実施しています。 ※1 参考に補助制度実施市町村を6)の表に記します。詳細については各市町村へお問い合わせく2)木造住宅の耐震改修 耐震診断の結果、建物の倒壊の危険性が高いと診断されても、適切に耐震改修を行えば地震に対して強くなります。耐震改修の前には「耐震改修設計」により、改修後に地震に強くなるかの検討を行います。 耐震改修の方法については、耐震診断の結果を踏まえて選択されますが、次のような例があります。 具体的にどの工法を選定するかは建築士などの専門家にご相談ください。 ●基礎の補強   ●壁の補強    ●壁の配置変更 ●床の補強    ●屋根の軽量化  ●腐朽した柱の取替え 県及び市町村では、耐震改修設計・耐震改修工事に対する補助を実施しています。また、平成30年度から耐震改修設計及び耐震改修工事を総合的に支援する新しい補助制度(通称:総合支援メニュー)が創設され、補助金の限度額が増額されています。 ※1 参考に補助制度実施市町村を6)の表に記します。詳細については各市町村へお問い合わせください。 ※2 補助制度のない市町村も一部あります。 耐震診断には、専門的な知識が必要ですが、木造住宅については、以下のような簡易な診断もあります。ださい。 ※2 補助制度のない市町村も一部あります。誰でもできるわが家の耐震診断(日本建築防災協会)7-1木造住宅等の耐震化

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