住まいづくり情報ガイドブック
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第1章 不動産(土地、分譲住宅、マンションなど)を購入する  0051-11-21-31-42-12-22-32-42-52-62-73-13-23-34-14-24-35-15-25-35-45-55-65-76-16-27-18-19-19-29-310 ・その他取引内容に応じた事項 ・割賦販売の場合には、次の事項  ❖現金販売価格  ❖割賦販売価格  ❖引渡しまでに支払う金額及び賦払金額ならびにその支払時期・方法 重要事項説明書のチェックポイント ⃝かなり難解なところもありますが、よく読み、不明な点があれば納得のいくまで質問してください。 ⃝必ず、現地で確認して、説明と物件状況が違っているときは詳しい説明を求めましょう。 ⃝特に、土地や中古住宅の場合は権利関係に注意しましょう。 ⃝登記事項証明書を提出させて、重要事項説明書の記載内容と照合しましょう。この場合、登記事項証明書の発行日付にも注意が必要です。登記事項証明書の発行日後に他人の権利が設定されていることもありえるからです。3)現地調査のポイント ⃝最寄りの駅やバス停などの交通機関⃝日照や交通騒音などの地域の環境⃝地形、地盤や隣地との境界などの敷地や建物の状態⃝買い物や病院など日常生活で利用する施設⃝電気、ガス、上下水道などの給排水施設⃝業者の説明と現地の状況に食い違いがないか4)契約書をチェックする 事前に契約書のコピーをもらい、「重要事項説明書」に書かれている内容と契約書の内容が一致しているかどうか十分にチェックしましょう。もし、不明な点があれば理解できるまで質問しましょう。売買契約書には、一般的に次のことが記載されています。 ・物件の表示(所在地、建物の構造、面積など) ・売買価格 ・手付金の額と性質(解約のとき手付金はどうなるか) ・代金の支払時期(中間金の支払いなど) ・物件の引渡しと登記の時期 ・契約解除の場合の違約金 ・危険負担(火災などが起きたときの負担者) ・契約不適合責任(契約不適合があったときの責任者) ・アフターサービス ・公租公課の負担(固定資産税の負担開始時期など) ・ローン条項※(住宅ローンの借入先、借入金など) ・特約条項(買換えの場合の取扱いなど)

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